通い介護で実母をサポート

通い介護で実母をサポート

 

35歳の1児のママです。
私は幼稚園児の女の子のママであるのと同時に隣駅で暮らす自分の母68歳(要介護2)のサポートもしています。

 

母が脳梗塞を発症したのが、私が結婚のために実家から引越した10日後、入籍予定日の前日の事でした。
母と同居している父から「お母さん、お前の家に出かけるって言ってたけど、もうそっちに着いたか?」という電話から、今の生活がスタートしました。
来ることも全然知らず、電話をもらったのが夜9時くらいで父の話では夕方にふらっと出かけて行ったという話でした。

 

その当時住んでいた新居は実家からは電車を使うと1時間位、母が居なくなったと家族総出で探すことになりました。
結局母が見つかったのは丸1日経った翌日の夕方。

 

自力で自宅に戻ってきましたが、口は曲がり、よだれがだらだらと垂れ、呂律が回っていませんでした。
病院へ連れて行くと脳梗塞と診断され、以前気づかずに起きた数年前の脳梗塞の後遺症や娘の結婚による生活の変化でストレスが溜まり、脳梗塞が起き、てんかん発作も起きてしまい、我が家に向かおうとして彷徨ってしまったようです。
即入院となりましたが当時、私は23歳、母は56歳。

 

父はまだ現役で会社勤めをしていたので、退院後、朝から父が帰宅するまで、私が日中の身の回りのサポートや食事作り、投薬管理などを任されるようになりました。
その後、脳梗塞を再発し、心房細動があったのでペースメーカーの手術を受けたりをしながら現在に至ります。
介護生活も12年目になり、今
は父も退職をし、母のサポートや家事を一緒にこなしてくれているので私は補助的な役割として毎日数時間手伝いに行っています。

 

母は四肢の麻痺は軽いので介助することは少ないですが、行動の見守りは必要です(洗濯も料理も一人ではできません)。
脳梗塞の後遺症の影響による脳血管性認知症や失語症、2度目のペースメーカー手術時に部分麻酔から全身麻酔に途中で切り替えたせいもあり症状が進み、せん妄だったり、被害妄想、思い込み、感情の起伏が激しいので毎日母の精神状態に合わせて父と私、そして週2回のデイサービスを利用しながら、みんなで母のサポートをしています。

 

介護というと周りに介護されている人がいない人にとっては、身体が不自由で寝たきりだったり、食事も流動食みたいなものを食べているというイメージらしいですが、見た目ではわからない精神面だったり、見守りが必要だったりする人もたくさんいると思います。

 

食事を作っているっていうと介護食だと勘違いされることもしばしばです。
今まで食事を毎日作っていた母が病気になったので、料理を作るのはもちろん他の家族です。

 

介護は介護されてる人以外の家族も支えなくては成り立ちません。
食事の好みもあるので毎日実家の両親のリクエストを聞きながら一緒に買い物に出かけ、両親だけの食事を作り、自宅では私を含めた自分たちの料理を作ります。

 

 

介護している家族にはきつく当たったり、デイサービスに出かけて家族に実際にはされていないことを「酷いことをされている」と言いふらしたりと色々毎日波乱ですが、一人で抱え込まず、一人でも多くの協力者をみつけて、周りと協力しながら介護されてる人が快適に楽しく過ごせるよう、そして周りでサポートしている人も息抜きや愚痴がこぼせる、力を抜ける瞬間が少しでもある環境が介護には必要だと思います。

 

ダブルケアをする人もこれからどんどん増えてくると思います。
ダブルケアは大変ですが、よかったなと思えることもたくさんあります。
子供が体調を崩してしまった時や、子供が集団生活になると色々イベントに参加しなくてはいけなくなるので両立が大変ですが、両方を支えられるようなしくみがもっと広がって出来るといいなと思います。